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細菌バイオフィルムのお話
JUGEMテーマ:歯の健康

 歯周病等の予防で、歯周のクリーニングを行いますが、患者様は、歯面の汚れや歯石をきれいにして欲しいとの要望をよくお聞きします。それは、大事なことの一つですが、今回は、視点をミクロにもっていってみます。
 臨床上大切なことは、歯周組織に悪さをする細菌をやっつけることにあります。
 この細菌は、歯面にくっつくと自分達の上にバイオフィルムというシートをはって、その中で「ぬくぬく」と増殖してゆきます。
 そのバイオフィルムのシートを破って細菌の塊を引きはがす事が予防処置の重要な役目です。
 歯ぐきより上の歯面(見える所)に付着した「やわ」なバイオフィルムは、お家でのブラッシングでも除去する事はできます。
 しかし、「ガンコ(年代もの)」なバイオフィルムとなると、診療室でのクリーニングが必要となります。
 診療室での予防のためのクリーニングで、特別なターゲットは、歯ぐきより下の歯面(見えない所、歯周ポケットの中)のバイオフィルムです。
 このエリアの細菌の感染により歯周病は進行し、歯の寿命を短くしてゆきます。
 又、一度バイオフィルムが破壊されると、細菌は減少するのですが、口腔内は細菌の密集地帯ですので、再び住み心地の良い歯周ポケット内に細菌が付着し、新バイオフィルを形成していくのです。その時間は、数週間から数か月と言われてます。
 従って、その人の状態に応じて、定期的に予防(=バイオフィルムの除去)を行っていくことが、歯を大事にしていく、一番の方法であると考えられます。

 バイオフィルム

  院 長


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