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「フゾバクテリウム・・・」

 

口腔内の歯周ポケットに生息する歯周病細菌。

嫌気性細菌たちだが、中でもレッドコンプレックスと呼ばれる

P.g菌、T.f菌、T.d菌の3つの細菌は特に悪性が強いといわれる。

因みに口腔内プラークを採取して4000倍ほどの倍率での

位相差顕微鏡検査では、T.d菌(トレポネ―マ・デンティコーラ)を

容易に確認することができ、診療室での診断の指標としている。

そのレッドのほかに4つの細菌を加えて歯周病7大細菌としているが、

その中のF.n菌(フゾバクテリウム・ヌクレアテム)が大腸がんの危険因子として報告されている。

口腔内の細菌が腸内疾患を誘発している可能性が大きいという事。

口腔内炎症での細菌が他の体の部位の疾患に関与する

「病巣感染」では、古くは心内膜炎から近年では、肺炎を代表格として

糖尿病の憎悪、動脈硬化、腎疾患、皮膚炎、低体重児出産などが研究

されてきているが、トピックスとして大腸がん誘発の記事となった。

慢性で中等度以上の歯周病のケアによる細菌のコントロールは、

全身の健康維持につながると考えられ、

「さほど症状が無いので!」と先送りに放置することが

全身疾患のリスクの上昇になる可能性を生じる。

その意味を私たちには伝える義務がある。

 

 

院長

| 院長室 | 23:59 |
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