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「スタディグループ火曜会例会へ・・・」

 

所属のスタディグループ火曜会の月一例会に出席。

会場は、市内のグランドホテル会議室

今回は、会員のS先生の発表で

テーマは「CAD/CAM」

 

CAD/CAMの技術は、

あらゆる工業製品製作において多用されているが、

歯科医療の分野でも差し歯を製作する際に

その技術が利用されて、

日進月歩の進化を遂げている。

 

差し歯の製作過程は、

一般的には歯牙の形態修正

(被せるための土台を支台と呼ぶ)が終了後、

口腔内歯列を印象採得(歯形を採る)を行い、

それに石膏を流し硬化させ模型を作製。

その模型上でワックスを盛り上げ、

形態修正をして作製する差し歯のワックス版が完成する。

それを模型から外して埋没材に埋め込み、

熱によりワックスが蒸化すると、

差し歯の鋳型ができる。

金属の差し歯ならば、

それに熱して溶解した金属を流し込み、

硬化後取り出し、それをワックスを作製した模型に戻して

形態修正や調整、研磨を行って完成となる流れである。

 

CAD/CAMの場合は、

工業では金属を削り出して部品を作製するが、

歯科では、セラミックやハイブリッドレジンのブロックを使用して、

差し歯は白い歯限定に使われている。

最新の技術では、形態修正された歯牙、歯列を

専用カメラで口腔内の光学印象

(カメラで動画をとって、データを読み込む)を行い

そのデータをPC操作して、ミリングマシーンの中で

セラミックブロックを削り出して差し歯に完成する

という流れである。非常に短い工程!

 

当診療室でも発注した技工物を

ラボサイド(歯科技工士)にてその技術で

製作しているケースはある。

しかし今回のS先生の発表では、

院内技工士さんとともに最短では、

その日の来院で形成から差し歯のセットが

できるという事であった。

1回の来院で終了可能ということである。

 

現実的には口腔内の光学印象の課題もまだまだあり、

2回で完了が多いとの事だったが。

 

技術は日進月歩であり、

若い先生の方向性はその技術に焦点を

合わせている事が理解できた。

自身の歯科医療の目指す方向性とは、

少し異なる道でもあるが、

その現状を学べたことは有意義だった。

インプラント治療もそうだが、

取り組みが無くともその知識を持っているという事が大切だ。

専門としなくとも一般的なアドバイスを

患者さんにお話しする機会は多々あり、

それができる事は日常で求められる。

 

 

院 長

| 院長室 | 23:59 |
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