「幼児・小児期の食習慣!キーワードは、ワイルド!・・・」
高齢者の口腔機能低下による
低栄養や、要介護化の問題が、
私たちの分野では取り組むべき近々の問題だが、
その大先輩たちの幼少期は、
物のない時代で、
しっかりと歯ごたえのある食物で育ってきた世代である。
そのワイルドな成長時代を経ても
加齢の波は誰しもやって来る。
その波、機能低下をなるべく進めない
認識があるかないかで大違いなのだが、
そこで質問。
「現代の子供たちの食生活は、ワイルドですか?」
柔らか食べ物や、
飲み込みやすく手をかけたりして、
家族の愛情、想いの表現もあるだろうが、
大事なのは子供のしっかりとした身体、機能を育むという事だ。
そして子供時代の生き方、育ち方が、
その後、波風もある世の中をたくましく渡っていく
人間形成に大きく関与する。
精神・身体・機能
まさに心技体の育成である。
そこで私たち専門職は、
幼児期・小児期の口腔機能の発達を
未来の日本を支えていく世代が、
しっかりと咀嚼でき、嚥下でき
そしてしっかりと鼻呼吸できることは
健康な身体に大きく寄与することだから。
まさに食習慣も、
ボーントゥビーワイルド
ワイルドで行こう!を進めていくことが責務である。
院 長